創作しないもの

何も生み出さず、ただやれといわれたことをやって、食べて、寝て、起きて・・・ということを繰り返している人は、ただ消耗するだけの存在であって生きていることにあまり価値がない、と、言う人がいた。クーラーを屋外に向かってかけるような、そんな消耗だけを行う事象ならば、確かに無駄である。
しかし実際のところは、生きているだけで数多くのことを目にし、聞き、感じている。それをいつもどおりのつまらないものとして漫然と見ていると、なんだか人生もつまらないもののように思えてくるのではないだろうか。
日常をワクワク感をもって見れば、おのずと意味のないものなど存在しないことに気が付くはずだ。