人形渡橋の秘密 第3話

現地調査。


オオオオォォォォ。負のオーラを感じるが、撮影が暗かっただけです。
 

全景。長さ20m〜30m程度の割と短い橋。中央分離帯ありの道路と歩道があります。
 

にんぎょうわたりり「ば」し ではなく、にんぎょうわたり「は」し。
 

架 平成元年3月の文字。割と新しい。20年前には橋がなかったのだろうか。
 
この他、端の下のほうに1998年3月神戸市建造のプレートがあった。
1998年は平成10年だが改修か、それとも誤字だろうか。
 
この他、この橋は二級河川「長尾川」の起点であることがわかった。
上流、下流に端は見当たらず、川自体もかなり小さい。周囲は田畑にかこまれていて、
平成のニュータウン開発で道路を通すために作ったと推測される。
 
なぜ人形なのか、についてはめぼしい情報がなかった。
橋自体が小さいので、人形がわたるような橋 なのかと思ったが、どうもしっくりこない。
橋の幅自体は太いし長尾川の起点なら単に長尾橋にすればよいところを、わざわざ人形渡にする意味は何だろうか。
 
もっけ という漫画の中で橋の下に捨てられた人形の念が橋を渡る人をころばすというものがあるらしい。
人形といえば確かに、昔から霊媒やまじないなどによく使われる。やはりそっちの線だろうか。
 
平成元年に架けた橋なら、まだ名前の由来はしっかりと残っている可能性が高い。
神戸市の市立図書館か、神戸市役所に電話するしかないだろうか。