ゲームとは

日記を書く余裕があるほどの日々を送るのが、良いと感じたこの頃であります。

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郊外に巨大なゲームセンターができて、行くのは2度目か3度目になる。
夕方から夜中までゲームセンターの騒音の中にいて、そろそろ疲れてきたと言うか、正直空腹に耐えかねている状況で、有料CR吉宗の台に座りながら(吉宗はせずに)周囲を眺めていた。
もう夜中だというのに、よくもまあ皆さんメダルやその他ゲームで楽しんでいらっしゃる。お金を払ってメダルを手に入れ、それをゲームに使う。メダルでは、形あるものは勝っても負けても帰ってこない。では、そのお金は何のために投入しているのか?メダルに両替するためか?否、ゲームに魅力があるからだ。ゲームの面白さとは、何か。ゲームとは何か。

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好み、というものがある。よってゲームにも様々な種類がある。最近は音楽ゲーム(俗に言うオトゲー)などもよくやるが、昔ながらのコインゲーム、クレーンゲーム、競馬、何か新感覚の体を使うゲームなどなど。さらにその店ではダーツ、ビリヤード、ボーリングからバドミントンやミニゴルフもできる。スポーツもゲームだ。
突き詰めて考えると、勝ち負けがあればゲームになるようだ。これは広い意味であって、対人のみならずメダルが無くなったりクレーンゲームでものを取れなかったときも負けだ。勝ち続けでは意味がない。必ず取れるクレーンゲームなら同等な値段のぬいぐるみをヴィレッジヴァンガードなどで買うべきだ。勝ちと負けの両方があってこそゲーム。
しかし、こういったゲームの根本に対する考察は以前からこの日記にもよく書いたものである。私が今回、難聴の可能性を高めそうな騒音の中でぼけっとしながら考えたのは、なんでもできる、ということに関してだ。

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15年前、マリオワールド発売の時代。漫画さえろくに買ってもらえなかった私の目には、マリオのワールドが神々しくうつっていた。こんな面白いものがあろうか、学校を休んででもやりたい、と本気で思ったものだ。その反動で今は学校を休んでまでゲームをやることが無きにしも非ずといったところだが。
さて、ここは1000円払えば夜中までなんでもやり放題の時代。面白くないと思ったゲームは切って捨て切って捨て、そういう状況。ゲーム自体の価値は下がらないと思うのだが、何かひっかかる……

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