右手の指に第三の目を持つ男

 人類皆平等だとは、これっぽっちも思わない。何故なら、人それぞれ価値観というものは違っていてある人が幸せと感じることも別の人には不幸かもしれない。国や民族が違えばなおさらのこと。
 何も他の国と戦争をしようというのではないです。アフリカの貧しい子供達はどうのこうのという言葉をしばしば耳にするが、募金以外我々に何ができるというのか。3円で買えるワクチンがあるらしいけれども、その3円分の一人の命を救うために何人が募金しているというのか。
 世界人類の平等を望むなら、世界各国からワクチンを集めてアフリカの国々の人々を救えばいい。飢えている人に世界中から集めた余った食料を分け与えればいい。津波で崩壊した村村に世界中の人々が集まって復興を手伝えばいい。
 私達は必ず自分とその周りの幸せがあって、ほかの国は二の次になっています。これは間違ってはいません。自分が死んだら、なんにもなりません。生きていく上で当然のことです。でもこんなことで世界人類平和のフレーズを掲げる資格はあるのだろうかと、ふと思います。それでも、貧しい人々がいることもしっておかねばならないというのは大切です。
 しかし、貧しさを強調してあの国はこんなにも貧困で哀れだという報道は、何か間違っている気がしてならないのです。

 世界冒険をするなら、これくらいの問題にはぶちあたっても構わない。

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