次世代IMとIRC

 現在は、RegnessemにてMSN、LimChatにてIRCを常時起動している。YAHOOとICQはほぼ使うことが無くなった。それほどMSNは普及して機能も多くなった。IRCはその手軽さと会議形式の集まりやすさから創作話題等々には欠かせない。それぞれの特徴と最近リリースされたものを紹介致しましょう。

Regnessem
 現在、私は公式Regnessemページでは紹介されていない開発チーム筆頭のRao氏の開発中のDLLを使用している(最近公式は更新頻度がゆっくりめ)。主な利点は
・タブ式会話ウィンドウ
・設定項目が豊かである(テーマ、細かいサウンド設定やポップアップ通知、ログ機能など)
・マルチプロトコルプラグインによりYAHOO、ICQなどなど利用可能。)
・本家MSNMessengerよりはかなり軽い
・↑のDLLでは本家MSNとのファイル相互転送が可能である。が、現在はまだ不安定。(ファイル転送中にメッセージ送信すると本体が落ちる)
 プラグインIRC接続用のものも公開されているが、まだ開発途中で使い勝手は際どい。複数人会話で人数が増えるほどログウィンドウが極端に狭くなってしまうために、チャット時のウィンドウは別のウィンドウ配置を取っていただけると本当に嬉しい。あとは、終了時にエラーがでることがたまにあったが、近々改善されそうであります。α版でここまでくれば上々かと思われる。山ねこ氏の旧偽メッセンジャーの後継機。

LimeChat
 こちらはIRC専用のクライアントソフト。歴史は古い。非常に軽く、見やすい。最近行間なども指定できるようになり、IRCのみを使うのならばこれ一つで十分事足りると考えられます。ただ、IRCは契約プロバイダによっては弾かれたりすることがあるようで、そのへんが難点といえば難点か。

■GAIM
 昨日と続けてIMについての日記を書こうと思ったのはこのソフトがきっかけであった。このソフトは元来LinuxOS用に公開されていたものらしいが、最近Windows版もリリースされた。
 海外のソフトだが多言語対応でインストール時にJapaneseを選択すれば日本語版となる。機能は魅力的。以下のとおり
・Regneと同じくタブ会話ウィンドウ。さらにメンバーリストは横に並ぶので会話ウィンドウも広い。
プラグインを入れることなくMSN、YAHOO、ICQIRC、AIMなどマルチプロトコル対応
・こちらも軽い。メモリ使用率はRegnessemとどっこいで使った感じは同じような軽さ
・幅広い設定項目。特にチャットと1対1会話で別のサウンドを割り振れるのは魅力。他にもMSNのアイコン表示や離籍時間なども細かく指定できる。
 インストール直後、日本語変換時の文字が左上に飛ぶ現象があったが別ページのDLL操作で解決。IRCは文字化けしたが、文字コードセットをiso-2022-jpにすることで解決。
 Regnessemが無ければ間違いなくこのソフトが一押しであるが、いくつか欠点がある。まず、全角文字のチャンネルへのアクセスがうまくいかない。(#テスト 等 昔はチャンネル名半角必須であったが最近は増えている)それから、ファイル転送は対GAIMのみ可能な気配があり、しかも速度はかなり遅めとなる(Regnessemの1/10くらい)。あと細かいところでは、Regnessemのようなポップアップの通知はまだ無い。あとさらにこのソフトはSkypeボイスチャットソフト。音質は電話を超えると言われ、確かにそれ以上。P2Pで5人まで同時にボイスチャットできる)までも動作するようになるという噂が流れていて期待大。

 RegnessemIRCプラグインとチャットウィンドウの強化が先か、GAIMのアップデートによる細かいチャンネル対応が先かで個人的な命運はわかれそうである。現在は従来どおりRegnessem+LimeChatの同時常駐を行っています。個人的には日本産のRegnessemに頑張ってもらいたいところです。

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