面倒だからすててよいもの

どんなにすごい技術を持っていても、どんなに魅力的な容姿をそなえていても、人間同士の付き合いをおろそかにする人は大成しない。山にこもる人間国宝の陶芸家とかは別かもしれないが、それでも、作ろうとしているものや自身のパフォーマンスは、人の心を動かせるかどうかがキーとなっているはずだ。

人付き合いが苦手であることをダメと言っているわけではない。誰だって最初はいろんな性格の人と会うのは苦手だ。人とのつながりを大切にしようとする”努力をしない”のがダメだと思っている。面倒だから捨てていいものと、そうでないものがあるということ。