壊れた時計のように見える

 ついにスカイラインが空を飛んだぞ!!ビューン!!
 
 という日が近いほど、日々車の増設を楽しみとしている知り合いもいるが、変化というのは非常に重要なことのように思える。柔軟さはさておき、変化を見逃すということは、単純に何か致命的な失敗につながりかねない。そういうわけで、自分たちは常に周囲の変化に気を配りながら生きていかねばならない社会にいる。

 しかし、ふと腕時計を見ると、この腕時計はどの月もあたかも31日まであるかのように日表示を行う。今月は大丈夫だが、来月は手動での補正が必要で、このデジタル化が進んだ時代あたかも壊れた時計のように見える。

 だが、何もかもを自動に頼りすぎると、またしても何かそれは、見逃す危険を孕んでいるように思えてならない。この便利な社会には危険がいっぱいだ。ビューン。

21:12