太陽の塔

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 太陽の塔は私が生まれるより大分前の1970年の万博を代表するモニュメントとして岡本さんが作ったものです。私が小さい頃、テレビで万博を振り返る映像、というのをたまにやっていて、白黒の画像(残っているフィルムが白黒だった)がカラーテレビに映し出されてその中に太陽の塔がいました。私はそれが怖くて怖くて、テレビにうつるたびにこたつの中に入って体を小さくしていたものです。
 子供らしくてかわいいなあ、ということを振り返っているのではありません。本当の芸術とは、それほどまでに感性に痛烈なインプレッションを与えるのです。そして子供の頃はそれをダイレクトにとらえるだけの十分な感性を、持っていたのです。ここはテストに出る。

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